FXトレードで生き残るための重要ポイント
こんにちは、つかさです!
最近、FXを再開して、相場の楽しさ、大きな可能性、難しさ、厳しさを実感しています。
「FXで儲けるのは難しい」、「リスクが高い」、「ギャンブルと変わらない」などなど、ネガティブな話を聞く一方、FXで安定して利益を出しているトレーダーも一定数存在するわけです。
私も昨年の運用成績はボロボロでした。。
昨年いったんは、FXから撤退して株に主戦場を切り替えました。
最近になって、マレーシアの個人トレーダーと会話する機会があり、「今はコロナウィルス相場で、FXはショートで儲かりやすいだろう」と話していた時に、「そうだよね、よしまたFXやるか!」と一念発起し、再開しました。
すべての相場で安定してトータルで利益を出し、生き残れるかは誰もわかりませんが、これまで、相場を張ってきて、「勝ち」、「負け」、「トントン」と色んな状況を体験してきて、勝ち組トレーダーの言っていることがリアリティーを伴って見えてきました。
ああ、こういうことなのかと。
在り来たりですが、重要なのは「早い損切り」と「利益を可能な限り伸ばして利食う」ことですね。
これは誰もが言っていることですが、余計な感情を抜きにしてサッと実行できる人と、本当に本当になかなかできない人がいるものです。
人間の自然な心理に逆らう行為なので、できないのが当たり前で、結果9割の市場参加者が退場になるわけです。
プロスペクト理論という有名な行動経済学でも証明されていますが、人は「利益は早く確定させたい」、一方「損は先送りしたい」となり、結果、利益確定は小さくて、損失は大きくなってしまう。
なので、エントリー後はすぐに、OCO注文や逆指値注文を入れて、損失を限定することが大切です。使用しているトレーディングプラットフォームで使用可能なら、初めからIFDOCO注文でエントリーしてもいいと思います。
私も、以前は逆指値を設定することに対して、心理的に強い抵抗がありました。
しかし、逆指値を入れないで価格が思惑と逆に大きく動いてしまった場合、損切りは余計に難しくなり、塩漬け確定か大損切りになってしまいます。
塩漬けになるくらいなら、「設定した逆指値を少し動かした結果中損切りになる」方がまだましなわけです。
確かにポジションを塩漬けにしたら、価格が回復して利食いができたということもあります。しかし、中短期的にはどんどん損失が膨らむ可能性の方が高いと見たほうがいいです。
もう一つ重要なポイントとして、「中途半端な状況で無理にエントリー」しないということですね。
トレードをやっていると、いわゆるポジポジ病、中途半端でもエントリーしたくてしょうがなくなります。
FXは平日ほぼ24時間トレードできるので、ポジポジ病になると負ける確率が高くなります。 無駄なエントリーを繰り返して、コツコツドカン、損切り貧乏になるパターンや、売り買いで利益を追いかけて往復ビンタを食らうパターン等です。
プロのスキャルパーは、一日のトータルのエントリー回数は非常に多いですが、勿論適当にエントリーしているわけではなく、狙いをしっかり定めて、条件に合致した状況でエントリーをして、細かい利益を積み重ねているのです。
以下のような条件で、複数条件が重なった時だけエントリーし、エントリー時に逆指値を徹底するだけで、トータルで勝てる可能性は高くなりました。
1. 上昇/下降トレンドでの押し目/戻り目
2. トレンドで前回高値/安値を更新した時
3. レンジを上抜け/下抜けした時
4. レジスタンスやサポート、レンジで反転した時
6. 複数通貨ペアの値動きをよく見て地合いをトータルで判断する
7. 関連する複数通貨ペアがトレンドで想定の方向に動いている
経済指標発表を狙った材料トレードでは、6.と7.が非常に重要だと思います。
あとは、勝ちシナリオとして、勝率は低めでも「損小利大」でトータルの利益を残すのか、勝率を高めて「損大利小」でトータルの利益を残すのか、これは人それぞれ合う合わないがあるので、自分に合ったスタイルを追求するのがいいと思います。
どちらかのトレードスタイルをメインにして、もう一方をサブにしているトレーダーもいます。
あと、最後に重要なのは、一回のトレードで大儲けしようと思わないことですね。
大儲けを狙って、大きいロットで入って、勝てればいいですが、損失がでて、更にロスカットが出来なかったら、追証そして強制決済、一発退場になりかねません。
やはり、トータルの利益をコツコツと積み上げていくことが大切です。
利益が積み重なると、複利の力で更に利益がどんどんどんどん大きくなります。
私も、もっともっと勝てるように日々学習・研究していきます。